所属?

こと名古屋ではイベントオフなどがある時に「どこの所属なのか」ということが重視されて久しいです。これは冷静に考えるとものすごくまずいことで。

いろいろありますので、ここは抽象的に書いておきます。
イベントなどの開催時にある程度の取りまとめは必要なのですが、このときの立ち位置がものすごく重要になってきます。イベントを開催しているということは、その中に「旗振り役」が必ずいるはずですよね。

参加者側から見た場合、「旗振り役」の旗のもとに集まるというイメージでお話するなら、「誰が」旗を振っているのかではなく「何の」旗を振っているかを見極めないといけませんよね。
実は「誰が」というのは二次的な情報にすぎず、「何の」すなわち「何を目的としているか」のほうがはるかに重要です。

重要なのはその目的が明確であればあるほどその行動が決まってくるということです。そうであるなら参加する側は一つの旗(目的)のもとに集う必要もありませんし、下地さえ出来上がっているのであれば自ら旗を振っても問題はないわけです。もちろん旗を振る限りにおいてはその責任は持たないといけません。目的を持って行動することのほうがはるかに大切です。

この「旗振り役」というのは先の話の「何を目的として」の部分、「何を」「いつまでに」「この手法で」「こうしたい」というものをはっきり持っている必要があります。
もちろん「何を目的として」というのは仲間内のみの満足では視野があまりにも狭いというのは言うまでもなく、そこからの将来構想も持っていないといけません。
仲間うちだけでないということは自分さえよければいいということもありませんし、かといって全体に遠慮して萎縮する必要もありません。常識豊かに「この手法」の部分を決めていけばいいわけです。

この部分がきれいに決まっていないと、人を巻き込んでとんでもないことを起こしかねません。常々自縛自重していかないといけないポイントですよね。